7 章
javac コマンド
Java プログラムをコンパイルするコマンド。
.java
をコンパイルすることで、JVM が解釈できる.class
ファイルが生成される
要点
.java
->.class
にコンパイル- (
javac -d
で)クラスファイルの生成場所を指定 - (
javac -d
で)コンパイル対象がパッケージ化されている場合、そのパッケージ名に対応したディレクトリも一緒に生成
構文
javac [ コンパイル対象のファイル.java ]
javac -d [ クラスファイルの生成場所 ] [ コンパイル対象のファイル.java ]
java コマンド
クラスファイル(
.class
)を元に java プログラムを実行するコマンド
構文
java [ クラスファイル名 ]
--module-path --module
モジュールの解決・実行を行うための java コマンドオプション
構文
java --module-path [ モジュールの格納場所 ] --module [ モジュール名/main クラスの完全修飾名 ]
サンプルコマンド
$ java --module-path . --module com.se.sample/com.se.sample.main.Main // 基本形
$ java -p . -m com.se.sample/com.se.sample.main.Main // 短縮形
--describe-module
対象モジュールの情報を参照
--show-module-resolution
モジュール解決の様子を出力
jdeps コマンド
モジュールの依存関係を調べるコマンド。依存するモジュール名や必要とするパッケージ名を表示。依存関係を調べたい
classファイル
やJARファイル
を指定する
サンプルコマンド
$ jdeps com/se/sample/main/Main.class
無名モジュール
クラスパス
上に存在し、モジュール名を持たない- すべてのパッケージを exports する
- モジュールパス上のすべてのモジュールを requires する
module-info.java
を持たない
自動モジュール
モジュールパス
上に存在し、モジュール名を持たない- すべてのパッケージを exports する
- モジュールパス上のすべてのモジュールを requires する